Jヴィレッジと聞くと、『ホイッスル!』読者の皆さんはすぐに「トレセン!」と
答えてくださるかもしれませんね。
STAGE.168「金髪のフリーマン」(ジャンプコミックス19巻、文庫版12巻収録)で、
東京都選抜に選ばれた主人公・風祭将が、水野と不破、そして椎名や鳴海といった
選抜メンバーたちと降り立つのが、サッカーナショナルトレーニングセンター・
Jヴィレッジです。
(そしてフィールドで待っていたのは、関西選抜の金髪のフリーマン……!っと、
驚きの出会いのシーンはコミックスを読み返してみてくださいね)
風祭をはじめ、全国のユース世代の精鋭たちが強化合宿を行うJヴィレッジは
『ホイッスル!』にとっても大事な作品舞台ですが、1997年のオープン以来、
全11面の天然芝ピッチを備えるスポーツ施設として年間約50万人が訪れ、
W杯日本代表キャンプ地として利用されるなど、日本サッカー界の
発展に大きく貢献してきました。
2011年3月に起こった東日本大震災・原子力発電所事故により、Jヴィレッジは
閉鎖となり、6年が経つ現在もなお休止しています。
そのことを、樋口先生もずっと気に掛けていらっしゃいました。
現在Jヴィレッジは、2018年夏の一部再開、2019年4月の全面再開に向けて
復興プロジェクトをスタートさせています。
「ホイッスル!でJヴィレッジの復興プロジェクト、ひいては被災地復興を
支援できないだろうか」
樋口先生のそのお気持ちのもと、私たちにできることは何だろうと、
色々な事を考えています。
被災地復興という言葉はひとりひとりには大きくて難しいもののように感じて
しまうかもしれませんが、大好きな作品舞台、そして大好きなサッカーが輝ける
場所を応援しようという気持ちが復興に繋がっていくと考えると、嬉しくて
あたたかいものに感じられます。
まずは出来ることから。
当サイトのトップページに、「Jヴィレッジ復興プロジェクト」サイトへの
リンクバナーが貼ってあります。
Jヴィレッジ復興プロジェクトムービーをご覧いただいて、
まずはこのプロジェクトのことを知って頂けたらと思います。
『ホイッスル!』に、風祭にシゲに水野に不破たちに、
そして私たちにどんな事ができるのか。
考えていきたいと思います。